疫病の影響で『半沢直樹2』などのドラマが放送延期や打ち切りに
『半沢直樹2』
『私の家政夫渚さん』
『応援』
『機動捜査隊404』
元タイトル:疫病の影響で、『半沢直樹2』『麒麟がくる』などのドラマが放送延期または放送中止になった
澎湃たるジャーナリストの程暁筠
cms-style="font-L"style="text-indent:2 em ;text-align: left;">最近、日本で新型コロナウイルスの感染が拡大している。政府は明確な強制措置を公表していないが、記者会見では国民に「自粛」を求めるすなわち、軽重緩急を深く考えた上で、自粛を行う。誰もが知っているコメディアンの志村けんさんが新型コロナウイルスによる病気で死去したことや、脚本家の宮藤官九郎さんが確診したことが伝えられたことで、日本の各テレビ局も先行自粛を余儀なくされ、番組の収録やドラマの撮影などの日常業務を一時停止した。
TBS(東京放送)は3月31日深夜、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京都が感染爆発の重大な正念場に直面していることを考慮し、4月4日放送予定だった『オールスター感謝祭2020春』の放送を延期することを決定したと発表した。『オールスター感謝祭』はTBSのエースバラエティ番組で、毎年春と秋の2シーズンに固定され、4時間にわたって参加するスターはTBSの旬のドラマの出演者が多い。今年は綾野剛、星野源、多部未華子、瀬戸康史、賀来賢人、菅田将暉、小松菜奈らが出席予定だった。
また、撮影の進行に影響が出ているため、4月19日に初放送予定だった『半沢直樹2』(毎週日曜、堺雅人、上戸彩、井川遥、賀来賢人主演)、4月14日に初放送された『私の家政夫渚さん』(毎週火曜、多部未華子、大森南朋、瀬戸康史主演)、4月10日に初の『機動捜査隊404』(毎週金曜放送、綾野剛、星野源、麻生久美子、岡田健史主演)が放送を延期する。
TBSの公告によると、同局のスタッフの1人が3月31日に新型コロナウイルス感染を確認しており、他の番組でもさらなる防止策を強化するという。
TBSのほか、NHK(ニッポン放送)も4月1日、放送中の朝ドラ「エール」(窪田正孝、二階堂ふみ、森七菜、松井玲奈、薬師丸ひろ子主演)と大河ドラマ「麒麟がくる」(長谷川博己、染谷将太、門脇麦、岡村隆史、木村文乃主演)の撮影を休止すると発表した。NHKは、2つのドラマには現在、確定診断や疑いのある例はないが、朝ドラや大河ドラマの撮影に参加する人は多く、撮影中止は創始者やスタッフの安全と健康を考慮したものだと強調した。再稼働の時期については、NHKは状況を見て4月12日までに決定するとしている。
日本のドラマは撮影しながら放送されることが多く、春夏秋冬の4段階に分けて放送されているため、もし流行が長引いていたら、日本テレビは今春クールの新ドラマがない窮地に直面しなければならないだろう。一方、日本のニュース番組やバラエティ番組は、多くのゲストが一堂に会する清談モードを採用しており、これからもコロナ禍が続く影響で休止を余儀なくされる可能性がある。