何鴻燊葬儀委員会の名簿発表林鄭月娥李嘉誠氏らが列挙

何鴻燊氏は生前、「円明園馬首銅像」と一緒に写真を撮った(画像はネットから)

記事によると、葬儀委員会の委員には政商各界の重鎮が100人近くおり、長和系のベテラン顧問の李嘉誠氏、恒基不動産創設者の李兆基氏、香港大学校務委員会の李国章氏、東亜銀行取締役局の李国宝氏、新鴻基不動産代理会社の郭炳江氏、新地主席兼取締役社長の郭炳連氏、砂糖王の郭鶴年氏、星島グループの何柱国主席、合和グループの胡応湘主席、貿易発展局の林建岳主席、財政司の陳茂波司長、範徐麗泰、汪明荃など。

訃報公告葬儀は7月9日に行われ、香港の葬儀場で公祭が行われる。翌日納棺出棺吉安葬。

香港メディアはこれまで、何鴻燊氏が1921年11月25日に香港で生まれ、広東省出身だと報じてきた。彼の家族の背景は華やかで、香港商人の何東卿の甥孫だ。傘下の主要企業には、マカオ博彩控股有限公司、香港新濠国際集団、香港信徳集団有限公司、マカオ国際空港専門会社、マカオ誠興銀行などが含まれる。

何鴻燊はマカオの重要な人物で、第9期から11期の全国政協常務委員を務め、中英、中葡交渉、香港、マカオの祖国復帰にも参加したことがある。生前は祖国内地への経済建設、文化慈善事業などに積極的に参加し、マカオの発展に際立った貢献をした。

「頭条日報」は7日付の記事で、何鴻燊氏は香港・マカオの著名な企業家で、香港特別行政区の大紫荊勲賢氏、マカオ特別行政区の大蓮華勲賢氏であることを明らかにした。彼は長年にわたり傘下グループを率いて、香港・マカオの高速旅客輸送を率先して発展させ、アジアで最も規模のある船団を作った。1984年から香港不動産建設商会会長を再任し、またマカオの博彩娯楽事業と民生と社会発展を結合し、社会インフラ建設、文化観光などの建設を支持し、マカオと珠江デルタ地域の融合発展に大きな原動力を注入した。(文/尹艶輝)